走る哲人
「走る哲人」とは
考えながら走る人でもなければ、走りながら考える人でもない。
1時間でも2時間でも、ただひたすら、走ることだけに全身全霊をかけることのできる人、
それが走る哲人だ。(別名、「走る道楽者」とも言う)
忙しい日々の暮らし、追い立てられるように一日が過ぎていく。
そんな日常を革靴とスーツに喩えるとするなら、
走ることは文字通り短パン・ランニング・運動靴の別世界だ。
ちょうど35歳になった頃、
なぜだか無性に長い距離を走りたくなった。
それまで大した運動をしていたわけでもないのに、
3ヶ月ほどの自己流のトレーニングで、その年の「河口湖マラソン」に参加した。
どうにか完走したものの、惨憺たる状況だった。
その後、通算5回のフル・マラソンに参加し、5回とも完走したが、
つくづくマラソンとは奥の深い競技だと思い知らされることの連続だった。
その後、ちょっと怠けて、地元の「所沢マラソン」
(これはフルではなく、10キロのミニマラソン)でお茶を濁しているが、
昨年、所沢市政50周年を記念したハーフマラソン大会を走って、
再びフルマラソンを走りたくなってきた。
50歳になった時、
3時間30分台で42.195キロを楽しく走れたらいいな、
そう思って、今日も狭山丘陵をひとっ走りしてきた。
様々な締め切りや事務仕事に、さっきまで胃がきりきり痛んでいたのが嘘のように、
すべてが汗といっしょに流れ去ってしまった。
僕が今まで参加したレースでは、いつも所属を「走る哲人会」と申告してきた。
そんな走友会など実在しないし、あったとしても僕一人しかメンバーはいないのだが、
こんどホームページを作るにあたって思いついた。
そうだ、ネット上に走友会を作ろう。
もちろん、その会名は「走る哲人会」だ。
日頃、哲学や思想などに頭を痛めているみなさんの中で、
ただ走ることが好きな方、もしいらしたら、走る哲人の会に入会しませんか。
自分が普段走っているマイコースを紹介し、
四季の景観の移り変わりや美しさを自慢しあったり、
過去のランニング経験の中でのとっておきの話を披露しあったりするのも、
結構、楽しいかもしれませんよ。