日本社会学会第76回大会プログラム:第2日目 (10月13日)


一般研究報告(3)  (9時30分〜12時30分)

〈自由報告〉

■学史・学説3(教室:3258)
    司会者 菅野博史 (帝京大学)
1.C.H.クーリーの 「自己感情」 概念の再評価(東洋大学・小川祐喜子)
2.記憶の共通性 アルヴァックスのベルクソン批判(東洋大学・横山寿世理)
3.メルロ=ポンティにおける身体図式と間身体性(名古屋大学・堀田裕子)
4.シュッツ社会理論における 「理解」 の生成をめぐる問題(名古屋大学・関守章子)
5.「レリヴァンス一般理論」 と価値自由
   シュッツ=フェーゲリン論争の再構成(早稲田大学・木村正人)
6.アルフレッド・シュッツ社会科学方法論の社会科学における重要性(早稲田大学・河野憲一)

■理論4(教室・3354〔プロジェクタ・PC・OHC・OHP〕)
    司会者 吉田民人
1.離散性・連続性・媒介者 行為や/と社会の《間》(宇部フロンティア大学・花野裕康)
2.「社会的行為」 概念の再検討 より生産的な理論社会学を構築するために(上智大学・吉田裕)
3.逆因果律と社会学(九州大学・鈴木譲)
4.「信頼」 概念の再検討
   複合メディア環境における 「信頼」 のアクチュアリティを考える(学習院大学・遠藤薫)
5.ダニエル・ベルの現代社会論と 「聖なるものへの回帰」
    『脱工業社会の到来』 から 『資本主義の文化的矛盾』 へ(東北大学・清水晋作)
6.社会学とイデオロギー イデオロギーの社会学に向けて(東京情報大学・石塚省二)

■家族3(教室:3351〔プロジェクタ・PC・OHC・OHP〕)
    司会者 服部範子 (兵庫教育大学)
1.結婚・同棲選択の合理性 親密性の経済社会学的説明(名古屋商科大学・筒井淳也)
2.女性雑誌 『VERY』 にみる専業主婦志向(日本女子大学・石崎裕子)
3.「主婦化」 の進展とその変容(同志社大学・吉田崇)
4.アルコールとドメスティック・バイオレンス(文教大学・関井友子)
5.ドメスティック・バイオレンスの実態とその関連要因に関する研究(東京大学・藤村一美)
6.ドメスティック・バイオレンスの構造に関する都市‐農村間比較分析(東北大学・三隅多恵子)

■都市(教室:3352〔プロジェクタ・PC・OHC・OHP〕)
    司会者 田中重好 (名古屋大学)
1.都市同郷団体における出郷者と出身地域とのつながり
   都市−農村関係を視点にして(同志社大学・湯浅俊郎)
2.都市空間形成における 「計画行政」 横浜の変遷史から(一橋大学・松林秀樹)
3.交通に関する社会学的研究の経過と課題
   日本の都市・地域研究を中心として(日本学術振興会・東京都立大学・小山雄一郎)
4.神戸の観光空間にひそむ 「風景の政治学」(奈良県立大学・遠藤英樹)
5.高齢者の 「共」 的活動とライフスタイル変容
   関西学研都市京都府域に生活する高齢者の事例研究(同志社大学・宍戸邦章)
6.災害復興公営住宅団地におけるコミュニティ運営
   2002年兵庫県 「災害復興公営住宅団地コミュニティ調査」 より
   (阪神淡路大震災記念人と防災未来センター・菅磨志保)

■階級・階層・移動 (教室:3353〔プロジェクタ・PC〕)
    司会者 与謝野有紀 (関西大学)
1.ホームレス層と社会関係資本(和光大学・岩間暁子)
2.滞日中国人男性の地位達成過程
   所得決定構造における出身国と日本の学歴効果の比較(慶應義塾大学・竹ノ下弘久)
3.地域特性が階層帰属意識の規定構造にもたらす効果について(同志社大学・小林大祐)
4.階層的属性と党派的態度(学習院大学・平野浩)
5.エリート対抗的政治参加者の意識の源泉(東京大学・堀田みゆき)
6.階層研究の課題と政策上の問題点
   平等志向と社会構造の変化に関する3地域調査の分析(立教大学・村瀬洋一)

■社会運動(教室:3355〔プロジェクタ・PC〕)
    司会者 中澤秀雄 (千葉大学)
1.NPOスタッフのモチベーション変化 組織原理と 「自分」 の位置(筑波大学・小野奈々)
2.交通事故後の対応におけるNPOの可能性と課題
   被害者側が抱える問題への日本の対応組織を中心に(千葉大学・朴相権)
3.NPOとデジタル・ネットワーキング
   デジタル・ネットワーキングによる公共圏構築に向けて(大妻女子大学・干川剛史)
4.日本におけるNPOの社会的位置づけに関する再検討(駒澤大学・李妍■)
5.ボランティア組織の構造と継続可能性(北海道大学・竹中健)
6.「生命」 の次元に関わるボランタリズム概念の考察
   サブシステンス・パースペクティブからの再検討(日本学術振興会・西山志保)
7.「話し合い」 による社会認識構造の再編と包括化
   H市 「複合施設建設問題」 の社会運動アクターによる趣意書を分析することで(東京都立大学・山崎哲史)

■情報・コミュニケーション3(教室:3253〔プロジェクタ・PC〕)
    司会者 正村俊之 (東北大学)
1.メディア・コミュニケーションにおける 「解釈共同体」 概念の再構成(立教大学・浅岡隆裕)
2.「写真映像」 を 「見ること」 の分析可能性について(一橋大学・杉山由佳)
3.対面的コミュニケーションの一考察 ゴフマン理論を中心に(神戸大学・速水奈名子)
4.「他者の承認をめぐるゲーム」 の場としての個人ホームページ(早稲田大学・河野昌広)
5.コンピュータ化/情報の奔流と身体の臨床的変化
   代替医療的身体知と社会学との対話(江戸川大学・平山満紀)
6.“意味あるもの”に傾倒してきた“情報”と“ネットワーク”の再構築(関西学院大学・前田至剛)
7.学習主体による貨幣的秩序の形成(京都産業大学・篠原修二)

■情報・コミュニケーション4(教室:3157〔プロジェクタ・PC・OHC・OHP〕)
    司会者 阿部潔 (関西学院大学)
1.若者の友人関係に関する、 携帯電話を元にした質的調査についての一考察(松山大学・辻泉)
2.パーソナル・コンピュータ利用行動に見られる社会的不平等(東洋大学・新津尚子)
3.老成した傍観心理を保障できる福祉は何か
   あかるいメディア環境に生まれて(近畿大学・前田益尚)
4.日本人 「拉致」 問題をめぐる4大新聞の荷重報道の内容分析
   多元メディアにおける 「現実」 の相互構築をめぐって(関西大学・木村洋二)
5.19世紀アメリカにおける大衆市場と商品カタログの普及(東京大学・青山賢治)
6.メディアの政治学 多様性に開かれたメディアの生成に向けて(大阪大学・前田雅司)

■社会病理・逸脱(教室:3201〔OHP〕)
    司会者 山本功 (淑徳大学)
1.電車内における不快な身体接触経験に関する調査研究(東京都立大学・池橋みどり)
2.〈ひきこもり〉のゴールとは何か
    「親密な仲間の獲得」 と 「経済的自立」 の間で(東京都立大学・石川良子)
3.人格障害という問題構成について(法政大学・山家歩)
4.同一の死 ネット自殺のなかの現在(日本学術振興会・東京大学・貞包英之)
5.失業・犯罪・年齢 時系列データによるマクロ分析(龍谷大学・津島昌寛)
6.自殺のSMRの地域間格差とその関連要因
   高自殺率地域7県の分析を中心に(大妻女子大学・松本寿昭)

■福祉・保健・医療5(教室:3205〔OHP〕)
    司会者 山崎喜比古 (東京大学)
1.社会福祉システムにおける妥協と選択(宮崎大学・檜山平)
2.家族福祉研究の現状と課題(大谷大学・鈴木未来)
3.医師の地域分布の現状(防衛医科大学校・金子雅彦)
4.地域への社会資源移動と権利擁護 日米の精神医療政策比較から(金沢大学・高橋涼子)
5.現代終末期医療における社会学的考察(神戸大学・池永新)
6.「神聖な義務」 論争をめぐって(立命館大学・北村健太郎)

■性・ジェンダー3 (教室:3454〔プロジェクタ・PC・OHC・OHP〕)
    司会者 古川誠 (関西大学)
1.高校の教員文化とジェンダーポリティクス(カリフォルニア大学・黒川智美)
2.〈とり乱し〉の現在における有効性 田中美津のウーマンリブ論から(甲南女子大学・野田さやか)
3.セクシュアリティを巡る自己表出と権利の関係 
   法社会学的観点から見たGay Rightsの位置付けについて(東京都立大学・金田智之)
4.〈セックス・ワーク〉論に関する一考察
   人身売買と移住労働との関わりから(大阪大学・特定非営利活動法人ウイン女性企画・高原幸子)
5.現代日本の性産業における経営者の意識 聞き取り調査から見えたこと(川畑智子)
6.実践が行われる地平 ホステスクラブにおける実践コミュニティ(名古屋大学・日本学術振興会・松田さおり)

■差別・マイノリティ(教室:3455〔プロジェクタ・PC・OHC・OHP〕)
    司会者 西田芳正 (大阪府立大学)
1.運動の参加と距離化 被差別部落におけるフィールドワークより(奈良女子大学・齋藤直子)
2.リアリティの再構成における〈陥穽〉(東京都立大学・坪田典子)
3.公共性の脱構築と再構築 不法占拠の移転補償をめぐって(関西学院大学・金菱清)
4.在日フィリピン人女性をめぐる 「かわいそう」 イメージの構築について(京都立大学・長谷部美佳)
5.顔に異形をもつ人の経験および対処のあり方と
  それらが心理的Well-Beingへ及ぼす影響(東京大学・近藤佳代子)
6.社会学的〈知〉の解放に向けて(一橋大学・周藤真也)

■歴史・社会史・生活史3(教室:3202〔プロジェクタ・PC〕)
    司会者 吉原功 (明治学院大学)
1.「満洲移民団」 の経済構造 農業経営と出荷・配給機構を中心に(東京大学・猪股祐介)
2.或る 「平和主義者」 の軌跡  『平凡』 読者との文通運動から
  国際交流に至る西村和義の思想と行動(日本学術振興会・京都大学・阪本博志)
3.日本における徴兵忌避 埼玉県を中心に(東京大学・佐々木陽子)
4.朝鮮戦争期における米軍プロパガンダとメディアとしての捕虜
   民間情報教育局捕虜教育プログラムの分析を中心として(一橋大学・メリーランド大学・小林聡明)
5.軍事救護法と二つの国家論(日本学術振興会・冨江直子)
6.平和教育における沖縄戦の系譜 教育研究全国集会を事例として(日本女子大学・高橋順子)

■歴史・社会史・生活史4(教室:3153〔プロジェクタ・PC〕)
    司会者 中川清 (慶應義塾大学)
1.明治初期における風俗統制と民衆の反応 「違式■違条例」 の施行を事例に(大阪大学・山崎晶)
2.「揶揄」 される 「紳士」 「紳士」 という表象をめぐる憧憬と反発(京都大学・竹内里欧)
3.企業スポーツの成立 「東洋の魔女」 の成立を事例として(東京大学・新雅史)
4.近代日本における非労働時間の想像力 問題構成とその変容(東京大学・小澤考人)
5.住居空間の歴史社会学(東京大学・祐成保志)


〈テーマセッション〉

■高田保馬リカバリー(教室:3551〔プロジェクタ・PC・OHC・OHP〕)
    司会者 金子勇 (北海道大学)
1.人口減少下での高田社会学(明星大学・下平好博)
2.「結合定量の法則」 とパーソナルネットワーク論(東京都立大学・森岡清志)
3.『勢力論』 からみた高田社会学(東京大学・盛山和夫)
4.グローバル化時代の高田保馬 『世界社會論』 の現代性(一橋大学・吉野浩司)
5.鈴木栄太郎と高田保馬 受容と対抗の過程(北海道大学・小林甫)

■スポーツが可視化する現代社会の諸相(教室:3552〔プロジェクタ・PC・OHC・OHP〕)
    司会者 松村和則 (筑波大学)
1.昭和初期のスポーツ言説 スポーツと知識人(東北大学・小野瀬剛志)
2.フィリピン人ボクサーと 「職場」 を通じた共同性
   都市社会学におけるエスニック・マイノリティ論再考(筑波大学・石岡丈昇)
3.公共空間の均質化と路地裏の身体文化
   大規模都市再開発地区に湧出するスケートボーダーの諸実践から(一橋大学・田中研之輔)
4.「からだ」 と学校文化 農業高校サッカー部員を事例にして(愛知教育大学・甲斐健人)


〈シンポジウム 13時30分〜17時00分〉

■シンポジウム1 資本主義と日常世界(教室:3114)
    司会者 町村敬志 (一橋大学)
          荻野昌弘 (関西学院大学)

コメンテーター 石田佐恵子(大阪市立大学)
          平岡義和(奈良大学)

1.資本主義の膨張とメディア・テクノロジー(早稲田大学・伊藤守)
2.「能力主義」 の誕生
   中国における市場経済化と価格変動が示唆するもの(中央大学・園田茂人)
3.マーケティング的思考法と恐怖(大阪女子大学・酒井隆史)
4.現代資本主義社会は 「お客様」 社会である(皇學館大學・森真一)

■シンポジウム2 差異/差別/起源/装置(教室:3115)
     司会者 永田えり子 (滋賀大学)
          好井裕明 (筑波大学)
コメンテーター 樫村愛子 (愛知大学)
          立岩真也 (立命館大学)

1.「構築」 と 「本質」 は対立的なもの?(お茶の水女子大学・竹村和子)
2.「生まれないほうがよかった」 という思想について
   wrongful life訴訟をめぐる若干の考察(明治学院大学・加藤秀一) 
3.社会性と生物性(立命館大学・小泉義之)


*社会調査士及び専門社会調査士の認定に関する説明会*
 各大学・研究機関において学生・院生の認定につき、 ご関心のある皆様に、 特に認定申請手続きなどに関する詳細な説明をさせていただきたいと存じますのでご参集ください。
 ・日時:2003年10月13日 (祝) 10:30〜12:00
 ・会場:3113教室
 ・社会調査士資格に関するホームページを設置しております。 こちらもご覧ください。
  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcbsr/
社会調査士認定機構設立準備会委員長 細谷昂


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