「郊外」と現代社会

若林幹夫+三浦展+山田昌弘+小田光雄+内田隆三

「郊外」と現代社会
目次

第1章 都市と郊外の社会学
第2章 郊外の比較文化史と「第四山の手」の現在
第3章 近代家族の揺らぎ
第4章 郊外文学の発生
第5章 郊外ニュータウンの“欲望”

※第3章 執筆

内容
日本的近代の理想を具現化したはずの郊外は、なぜ、あらゆる現代的問題の温床となり果てたのか。
その成立の歴史的背景と共時的位置づけに目配りをしながら、現代社会分析の第一人者らがそれぞれの視点からメスを入れる。
都市変容の速度と温度、それに呼応して変化しつづける共異体・郊外。
比較文化史的見地から見る日米の郊外の異同。
戦後文学における郊外の位置づけ。
郊外型家族システムの形成と破綻、そして崩壊。
消費空間としてのニュータウンの欲望と、成熟の喪失。
日本的大衆消費社会の鬼子=郊外を展望する論考集。