当研究室について

生活習慣病予防システム研究室について

代表的な生活習慣病の一つである糖尿病は、糖尿病性腎症からの透析導入、心筋梗塞や脳卒中といった重い合併症の発症リスクを上げるだけでなく、認知症やがんのリスクも上げることが分かっています。健康寿命の抑制・医療費の増加と国民のQOLを下げる大きな要因でもあります。

薬物療法が進歩したとはいえ、食生活や運動など生活習慣を改善しない限り糖尿病の合併症を抑制することは難しく、限られた医療資源の中で効率的に行動変容を起こし生活習慣を改善させる介入法の開発が不可欠です。

当研究室では、Information and Communication Technology(ICT)の発達によって実用化が進んだPersonal Health Record(PHR)を活用し、地域の医師、薬剤師、管理栄養士らパラメディカルを中心に行政とも連携しながら、糖尿病をはじめとする生活習慣病の重症化予防(3次予防)と早期発見(2次予防)、将来的には生活習慣病にかからないようにする(1次予防)ための実証研究を行い、エビデンスに基づいた生活習慣病予防対策に寄与することを目指します。