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「はるかな時空のなかに培われてきた
   東洋人の知的遺産を一緒に学ぼう」

  地球上は今、最も古く、最も永続性をそなえた文明と、最も若くて最も生命力を備えた文明の出会いの時期である。すなわち、東と西との本当の出会いの時期なのである。

  光通信・衛星中継・飛行機の旅など、極度に高度化された技術によって、それが可能になったのだ。こういう時代に生きるからこそ、君も僕も、ともに、途方もない歴史の長さと、それを作り出したものの大きさを見つめよう。

  相対性理論で有名な物理学者のアインシュタインは、人間のタイプを蝶とモグラの2種類に分けた。蝶人間はあちらこちらに関心を持ち、モグラ人間は一つのことに集中するというわけである。

  蝶型の人、モグラ型の人のいずれにでも対応できるように、東洋史世界をカバーする科目をそろえ、学生諸君の関心に対応できるようにしているのが、わが東洋史学専攻の一大特色である。そこで、宗教・思想・政治・社会・芸術など、はるかな時空のなかで培われてきた東洋人の知的遺産を一緒に学ぼうではないか。
(川越泰博教授)


東洋史学専攻の特色 卒業論文
教授イチオシBook&Video おしえて!東洋史学専攻の魅力


東洋史学専攻の特色

「広大な」の広大なアジア・アフリカを研究対象に
  広大なアジア・アフリカ地域を対象とする東洋史学を学ぶことで、その長い歴史と背景にある多様な社会・文化を深く知り、複雑な国際社会に対する理解を深めることができます。英語・漢文・中国語・アラビア語・サンスクリットなど扱う言語も多様です。
 → 開講授業科目
 → アジア諸地域への誘い

「充実した」の充実した教授陣と勉学条件
  専任の教授陣として東アジアの古代〜近現代を3人が、中央アジアと西アジアを各1人の教授が担当し、朝鮮史・南アジア史を兼任講師の先生が担当、広大な空間のほぼ全域をカバーしています。専攻の研究室には多くの図書が所蔵され、利用することができます。

 → 専任教員紹介
 → 共同研究室の案内

「問題を」の問題を見つけ、考える力を養う
  東洋史学専攻は、史料を正確に読み込んでいく実証主義の歴史学に基づいていますが、演習科目では、そのような方法の訓練を行うとともに、自分で問題を見つけだし、さまざまな視点からその問題を検討して研究を深めていくことをめざしています。

 → 卒業論文タイトル(下記参照)

「活躍する」の活躍する卒業生
  卒業後、多くの人は一般企業に就職しています。資料を正確に読んで理解し、いろいろな視点から物事を考えて分析する能力や、アジア・アフリカの諸言語を使える能力を身につけた卒業生は、さまざまな企業や官庁学校などで活躍の場を見いだしています。
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卒業論文データ

・卒論タイトル10本ほど
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教授イチオシBook&Video

『必携アラビアン・ナイト−物語の迷宮へ』
  (ロバート・アーウィン著、西尾哲夫訳/平凡社)
アラビアン・ナイトに憑かれた人々は無数にいる。宝石箱をひっくり返したようだからだ。中世のバグダードやカイロに蠢く人間模様がたまらなく面白い。中世イスラーム世界に旅し、物語の迷宮へ迷い込んでみませんか。

『アジア都市建築史』
  (アジア都市建築研究会執筆、布野修司編/昭和堂)
アジアの定義とは?アジアは、共通の文化も持っているのだろうか?このような問いに、本書は建築史の立場から答えている。日本列島からイスラーム世界の都市までを幅広く論じる内容は、尽きない魅力をもつ。

『中華中毒』
  (村松伸著/ちくま学芸文庫)
中国文化の特質とはなにか?実地調査に基づき、世界の文化における中国文化固有の魅力を論じる本書から、読者は、著者村松伸氏の抜群の行動力と粘り強さに感嘆し、強い知的刺激をうけるだろう。

『中国少数民族事典』
  (田畑久夫、金丸良子、新免康、松岡正子、索文清、C.ダニエルス著/東京堂出版)
中国というと漢民族の国というイメージが強いが、ウイグル、チベット、チワンなど他の民族も多数住んでいる。本書は、これらの民族の多様で独特な歴史・言語・文化・社会・習慣などを生き生きと紹介する。

『中央アジアを知るための60章』
  (宇山智彦編/明石書店)
アジアというと中国やインド、中東諸国などが思い浮かび、中央アジアといってもピンとこないかもしれない本書は、オアシスと草原からなるこの未知の地域の歴史・文化・現状などを、さまざまな視点から知ることができる。
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おしえて!東洋史学専攻の魅力

  「我々は、アジアの国をもっと知るべきだ!」高校の先生の一言に感銘を受けて、迷わず選んだ中央大学東洋史。この専攻では、個性的な教授の方々がその魅力を大いに発揮している授業がいくつもあります。

  今私がハマっている授業は、妹尾達彦先生の「東洋中世史」です。この授業は、東洋(東アジア)の3〜13世紀の歴史を中心に、今日の東洋世界の源をひも解いていくもの。

  なぜ宗教が存在するのか?長安の建築物と陰陽思想の関係は?恋愛とは何か?衣食住の変遷は?など、環境問題から思想問題まで多様なトピックを取り上げ、さらにそれらを関連づけていきます。歴史というものを、現在と、そして私自身とリンクさせて学んでいけるのがこの授業の面白いところです。

  今後私は、授業の知識を糧として、実際に東アジア諸国を訪れて自分の研究テーマを探そうと思っています。今私は、東洋史を学ぶ意義を強く感じています。東洋史を学ぶことはすなわちアジアを知ることであり、それは日本を知ることにつながります。さらに、自分のルーツや自分自身を知ることにもつながるのだと思います。
(S・Y 千葉県立木更津高等学校出身)
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