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中央大学独文学専攻教員紹介




専任教員
●縄田雄二
●林明子

 

高橋慎也(たかはし しんや) TAKAHASHI, Shinya

(1)自己紹介:
 出身      :山形県山形市
 出身大学   :東京大学大学院博士課程中退
 長期留学大学:フライブルク大学、デュッセルドルフ大学、ベルリン自由大学
 短期留学大学:研修機関:フライブルク大学、テュービンゲン大学、
           イザーローンとミュンヘンのゲーテ・インスティテュート他
 専門分野:ドイツ文化研究(近現代ドイツ文学、演劇、映画研究)、日独文化交流史

(2)学部での担当講座・科目:
 ゼミ演習(3・4年生)     :現代ドイツの文学、演劇、映画の作品研究と文化システム研究
                  ゼミ論と卒論の執筆指導
 ドイツ文化講義(1〜4年生):現代ドイツの演劇史、映画史に関する講義
 異文化交流演習(2〜4年) :日本と外国の映画、演劇、文学作品の国際交流の研究
                  ネット上のデータベースを活用した作品評価の国際比較

(3)学部講座の内容紹介: 
 近年はドイツ統一後(1990年〜)のドイツ文化史(文学、演劇、映画)を中心に授業を進めています。作品研究ばかりでなく、作品と社会との相互関係、現代の日本とドイツの文化交流をネット上のデータベースを活用しながら研究する方法を修得します。また作品研究については、文学、演劇、映画の3つのジャンルに共通する人物配置の研究、物語構造の分析を中心に学習します。同時に文学、演劇、映画に特有の作品分析方法も学習します。

(4)大学院での担当講座・科目:
 異文化交流特殊演習

(5)大学院講座の内容紹介: 
 現代のドイツと日本の文学、演劇、映画交流のシステム、評価基準の比較、作品分析などの方法を教えています。文化システムの分析には行為システム論を適用しています。これは文化システムの行為者の役割を生産・流通・受容・加工という4つに分け、システムの価値規範、行為者の意図、コミュニケーション・システムなどを分析する理論です。
              
(6)最近の著書・論文等: 
○「「テロリズムの歴史」の記憶と映像−ドキュメンタリー映画監督・演出家A.ファイエルの仕事」『ドイ研究』42号(日本ドイツ学会)、2008年。
○「A.ファイエルの演劇・映画・文学作品『キック』− オルターナティブな公共圏を創造するドキュメンタリー演劇・映画・文学」『紀要』文学科101号(中央大学文学部)、2008年。
○「日独現代文学対照研究・教育のためのカノン形成」『ドイツ文化』63号(中央大学ドイツ学会)、2008年。
○「2006年ベルリン演劇祭回顧−停滞する社会と向き合うドイツ現代演劇」『ドイツ文学』132号(日本独文学会)掲載の演劇祭報告記事、2007年
○「ジャンルを越境するドイツの名優たち」『ドイツ映画祭2006』カタログ(朝日新聞社)、2006年
○「斎藤茂吉とウィーン」山形新聞掲載の特集記事、2004年
○『ウィーン その知られざる諸相』(共著)中央大学出版部、2000年
○『ツェラーン研究の現在』(共著)中央大学出版部、1998年

(7)所属する学会など:
 日本独文学会、日本ドイツ学会、オーストリア文学研究会

(8)研究分野などについて:
近年は統一後ドイツの文学、演劇、映画のシステム研究と作品研究、現代ドイツ文化史研究を中心にしています。また従来の研究分野であるウィーン文化史、近年進めてきたベルリン文化史、東京文化史の都市文化比較研究も進めています。

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Hans Joachim Dethlefs
  (ハンス・ヨアヒム・デトレフス)

(1)自己紹介: 
 皆さんご存知の作家テオドール・シュトルムの町、北ドイツのフーズムで生まれ育ちました。 古い中世の面影を残す大学町マールブルクでドイツ文学、美術史、哲学を専攻、博士論文の大部分はパリで書きました。10年間をイタリアの大学で過ごした後、日本にやってきてかれこれ15年になります。
 In der Theodor-Storm-Stadt Husum bin ich in den 5oer Jahren geboren und aufgewachsen. In der aten, noch heute etwas mittelalterlich wirkenden Universitätsstadt Marburg habe ich Germanistik, Kunstgeschichte und Philosophie studiert. In Paris habe ich den größten Teil meiner Doktorarbeit geschrieben. Nach einem 1ojährigen Umweg über Italien bin ich nach Japan gekommen
.
(2)学部での担当講座・科目: 
 ドイツ語の授業では、現在、2年生の一クラスを教えています。授業はドイツ人またはオーストリア人と日本人の同僚との3人のティームで行っていて、この協力体制はこれまで非常にうまくいっています。これ以外の私の授業は『ドイツ語アクティヴ』というカテゴリーに入るものです。10人から15人の少人数のクラスでは、タイトルのとおり、学生のアクティヴな授業参加が要求されます。ここでは私は次の3つのテーマに重点をおいています。
 1. 現代ドイツ事情
 2. ドイツおよびヨーロッパの芸術
 3. ドイツとイタリア(3)学部講座の内容紹介: 
 1.について:主として、テュービンゲン、フンボルト、ベルリン、ヴュルツブルクなど中央大学の提携大学の夏季コースに短期留学する学生のためのもので、学生は前期の授業と夏季コース参加を合わせて年間の単位に相当する単位を取得することができます。ベルリンで春行われる語学講座に続いては、テーマを決めたヨーロッパ研修旅行が行われ、これは私が引率指導をしています。
 2.について:ここ数年、ヨーロッパの美術に関するゼミナールを行っています。ともすれば文学に狭く範囲を限定されがちな従来の『ゲルマニスティク』の境界を超え、学生により広い知の領域に目を向けてもらおうという意図があります。今年はゲーテの『親和力』を出発点とし、18世紀を扱っています。
 3.について:中央大学では現在、独文専攻だけでなく、他の専攻でも、ヨーロッパ全般にわたる学際的研究が行われようとしており、私もその方向を支持する一人です。毎年、私は時代史的、あるいは文化科学的なアプローチでドイツとイタリアの文化的影響関係をテーマにしており、今年は『モーツアルトの時代におけるイタリアとドイツのオペラ』がテーマです。
 Hier unterrichte ich im Sprachunterricht die Studenten des 2. Studienjahrs. Der Unterricht findet im Teamwork mit einer deutschen oder österreichischen Kollegin und einem japanischen Partner statt. Diese Zusammenarbeit ist bisher sehr fruchtbar verlaufen.
Meine übrigen Unterrichtseinheiten gehören zum Programmteil "Deutsch Aktiv".In kleineren Einheiten mit durchschnittlich 10-15 Studenten wird die aktive studentische Mitarbeit, gerade auch bei der Programmgestaltung, vorausgesetzt.
Drei thematische Schwerpunkte behandle ich in diesem Rahmen:
 I. Landeskundeunterricht
 II. Deutsche und europäische Kunst
 III. Deutschland und Italien

(4)大学院での担当講座・科目:
  修士および博士課程における今年のテーマは、『ラオコーンと芸術的メディアの発見』です。

(5)大学院講座の内容紹介: 
 ヴィンケルマン、レッシング、ヘルダーおよびハイネのテキストを扱い、これについて議論しています。

(6)最近の著書・論文等: 
 最近の論文は、18世紀および19世紀初頭を扱っています。ゲーテ、ヴィンケルマンの芸術理論、ネオゴティク、シュレーゲルおよびフィリップ・オットー・ルンゲなどについての仕事が中心をなしています。
 Meine Veröffentlichungen der letzten Jahre behandeln das 18. Jahrhundert und das frühe 19. Jahrhundert. Im Mittelpunkt standen die Kunsttheorie Goethes und Winckelmanns, zur Neogotik, sowie Arbeiten zu F. Schlegel und Ph. O. Runge.

(7)所属する学会など: 
 日本独文学会
 Mitgliedschaft im japanischen Germanistenverband

(8)研究分野などについて: 
 私の研究分野は、18世紀の芸術理論、特に擬古典主義と歴史的アヴァンギャルドです。
 Mein Forschungsgebiet behandelt die ästhetische Theorie des 18. Jahrhunderts, insbesondere des Klassizismus und der historischen Avantgarde.

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縄田雄二(なわた・ゆうじ) NAWATA, Yuji  →個人ホームページへ

(1) 自己紹介:
1964年東京生まれ。東京大学文学部・同大学院でドイツ文学を専攻、博士号を取得、同大学・同大学院の助手を務める。中央大学文学部専任講師、助教授、准教授を経て現在教授。
ドイツを代表する諸機関の助成を受けて渡独(Goethe-Institut Munchenの奨学金で同Institutのドイツ語教育法研修に参加、ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生としてベルリン・フンボルト大学メディア史・メディア美学講座に留学、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団の研究員として同大学同講座で研究)。
 1997年3・4月、Bad Homburg市の、詩人ヘルダーリンの旧宅跡にあるヘルダーリン・ハウスに市の招待で滞在、市長臨席のもと市民のために講演。2003年8月「ベルリン文学館」(Literarisches Colloquium Berlin)における翻訳者会議に参加。2004年9月、フランクフルト文学館の招待で第1回フランクフルト隔年文学祭(Frankfurter Literaturbiennale)に参加、講演。2007年6月、フランクフルト文学館の招待で第2回フランクフルト隔年文学祭に参加。

(2) 学部での担当講座・科目:
ゼミ演習、FLPジャーナリズムプログラム演習ほか

(3) 学部講座の内容紹介:
ゼミ演習では、自分の読書の範囲内にあること、自分の興味が及ぶことならば、研究とは離れたことまで取り上げ、広く学生諸君の関心に応えるようにしています。学部横断型の授業群、FLP (ファカルティ・リンケージ・プログラム)では、メディア学者としての側面を生かしつつ、出版・報道・広告業界などを目指す学生を対象とするジャーナリズムプログラムに参加しています。

(4) 大学院での担当講座・科目
ドイツ文化研究理論・研究法演習ほか

(5) 大学院講座の内容紹介
以前、大学院の案内冊子で以下のようなことを述べました。授業内容を紹介する代わりに掲げておきます。「先行研究の調査、それを踏まえた上での論文のテーマの設定、そのテーマに適用する研究理論の選択などは、大学院での研究の根幹をなし、しかも一人で行うのが難しい作業です。とりわけこうした点において、高度な教育を提供します。ドイツ語圏における人文科学の最先端の展開を踏まえつつ研究したい人は、私のところにいらっしゃい。学外からの受験も歓迎します。」

(6) 最近の著書・論文等:
・編訳『ドゥルス・グリューンバイン詩集』(2004年中央大学出版部)作者の朗読CD付
・「Around the World」欄への寄稿(Edgar Reitz監督、Thomas Brussig台本協力による大河テレビドラマないし連作映画"Heimat 3"について)朝日新聞2005年3月17日夕刊第4面
・「朗読と受賞演説の重要性――ドイツ語圏」(特集「世界の文学賞はどうなっているか」への寄稿)『文學界』(文藝春秋)2006年11月号154−159頁
・"26o57,3'N, 142o16,8'E" Veronika Schapersの造本で2007年東京にて出版、ドゥルス・グリューンバインのドイツ語詩三篇と縄田雄二の日本語訳による限定版の美装本
・「ドイツ文学の現況と翻訳・研究'06」『平成十九年版 文藝年鑑』(新潮社2007年)88−90ページ

(7) 所属する学会など:
日本独文学会・日本ゲーテ協会・情報文化学会・日本記号学会・Holderlin-Gesellschaft

(8) 研究分野などについて:
研究分野は、近現代ドイツ文学、日独文化比較、メディア論、メディア論を中心とするドイツ現代思想。現代ドイツ思想のなかで見ても、世界のメディア論のなかで見ても、秀でた存在である現代ドイツのメディア論は、文学研究者が文学史をメディア史の一部として分析するところから生まれ、育っていきました。私がドイツ文学研究を本領としながら、メディア論に踏み込んでいるのも、その流れを汲んでいるからです。


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林 明子(はやし あきこ) HAYASHI, Akiko

(1) 自己紹介:
 東京生まれ。東京学芸大学教育学部(国語)卒業後、筑波大学大学院博士課程文芸言語研究科言語学専攻に進学し、同大学院で文学修士(言語学)取得。その後、ドイツ、トリア大学大学院言語文学研究科独語独文学専攻で博士号(Doktor der Philosophie)取得。
 学部在学中、文部省(現文部科学省)による教育学部学生海外派遣制度によりケルン大学留学。大学院進学後、トリア大学綾野睦子基金奨学生として同大学大学院留学。
 トリア大学日本学科非常勤講師、東京学芸大学教育学部専任講師、同大学助教授を経て2005年4月より中央大学文学部教授。その間、ベルリン自由大学東アジア研究所客員教授、テュービンゲン大学日本文化研究所客員教授。

(2) 学部での担当講座・科目:
 ゼミ演習/基礎演習/ドイツ語学講義/ドイツ文化特講

(3) 学部講座の内容紹介:
 どの授業でも「言語学」という学問分野に属する内容を扱っています。ゼミ演習で取り上げているのは、テクスト言語学という領域で、文章の構造とそれを支えている個々の文法や意味のしくみについての分析が中心です。基礎演習では、言語学の諸分野(音声、語彙、文法、文章など)を紹介しながら、ドイツ語を中心とするさまざまな言語(日本語も含む)の分析方法の基礎を学んでいます。ドイツ語学講義の2005年度のテーマは、社会言語学です。社会言語学は応用言語学の一つで,言語と社会の関係、言語を観察することによって見えてくる文化の違いなどを扱います。また、ドイツ文化特講では、ドイツにおける日本語教育についても紹介しました。

(4) 大学院での担当講座・科目: ドイツ語翻訳論特講、ドイツ語翻訳論特殊講義

(5) 大学院講座の内容紹介: 対照言語学、特にテクスト分析の立場から「翻訳」や「等価」の概念について考え,先行研究の理論を確認・検証します。また分析プロセスを体験し、ドイツ語による研究発表の練習も行っています。

(6) 最近の著書・論文等: 
Japanische Demonstrativa und ihre deutschen Entsprechungen -Eine kontrastive Untersuchung anhand deutscher literarischer Werke und ihrer japanischen Übersetzungen- WVT Wissenschaftlicher Verlag, Trier 1993(著書・単著)
・ 「会話展開の構造と修復のストラテジー -日独語対照の視点からみた「依頼」と「断り」におけるインタラクション-」『東京学芸大学紀要 第2部門 人文科学 第51集』2000年(論文)
 ・「会話の対照分析と教育への応用 -沈黙は金?-」スイス日本語教師の会主催 在スイス日本国大使館後援 『スイス日本語教師の会 第11回日本語教育セミナー 報告書』(ベルン 日本広報文化センター)2004年(講演の記録)

(7) 所属する学会など:
 日本独文学会・日本言語学会・異文化間教育学会・日本語学会・日本語教育学会・Gesellschaft für Angewandte Linguistik・European Association for Japanese Studies

(8) 研究分野などについて:

 専門分野は言語学で、特に、対照言語学・テクスト言語学を中心に研究しています。日本の大学では国語学・国文学を、ドイツの大学ではドイツ語学・ドイツ文学を勉強したので、ドイツ語・日本語それぞれの分析とその対照研究に興味があります。私たちが意識的あるいは無意識のうちに「ことば」をどのように使うかという言語の運用面が観察・分析の対象で、特に文章や会話といったひとまとまりの言語現象全体が分析の中心です。音声にも興味があり、最近はドイツ語・日本語・韓国語・フランス語の音声面での対照研究に取り組み始めました。また、長年、外国語としての日本語教育と日本語教師養成に携わってきたことから、日本語教育や異文化間教育の分野でも活動しています。

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野口 薫(のぐち かおる) NOGUCHI, Kaoru

(1)自己紹介: 
 * 生まれは中華民国天津。国際キリスト教大学人文科学科卆。ドイツ人の法律特許事務所に2年半、国際キリスト教大学人文科学科で2年半働く。70年の大学紛争後、中央大学独文専攻研究科に入り直し、修士課程を修める。博士過程在学中、DAADの奨学生としてボン大学に留学。1976年4月から中央大学の独文科教員となり、現在に至る。
 * 社会生活を経験してから勉強に戻ったことは良かったと思っています。そして現在、好きな分野の仕事が出来、若い学生と日常的に接していられることに感謝しています。
 * 趣味は楽器をいじること。オルガン、チェンバロが夢の楽器。昔、足踏みのオルガンを持っていて、7年ほどこれに熱中、バッハ、M.レーガー、C.フランクなどが好きでした。今は小さな電子ピアノでぽつりぽつりバッハの小曲を弾いて楽しんでいます。

(2)学部での担当講座・科目:
 〔1〕「コミュニケーションのドイツ語」、〔2〕「基礎演習3」、〔3〕「ゼミ演習1・2」、〔4〕「ドイツ語アクティヴ」。

(3)学部講座の内容紹介:
  〔1〕はドイツ人の先生2人と共にティームを組んでの連携プレーの授業です。
 〔2〕独文の学生としての基礎的な力を養うことを目指します。読解の訓練のほか、後期はコンピューターを使って画像や音声も入れた「ドイツ新聞」を作る予定です。
 〔3〕2000年度は「児童文学に見る20世紀」がテーマ。これもコンピューターを使ってのレポート仕上げが目標です。
 〔4〕独検2級をめざしてドイツ語のパワーアップが目標。
 〔5〕この他、教育活動で私が力を注いでいるのは「夏期ドイツ語合宿」。これはもう11年、続けてきています。

(4)大学院での担当講座・科目:
 独文学特殊講義。

(5)大学院講座の内容紹介:
  今年は、ベルリンで最初のサロンを開いたユダヤ人女性、ヘンリエッテ・ヘルツの回想録の翻訳出版を目標にしています

(6)最近の著書・論文等:
  (邦文)  ことばと沈黙をめぐる雑考(1993), 小説作家としてのドロテア・シュレーゲル (ドイツ語、1997), カロリーネ・シュレーゲル・シェリングの手紙にみられる彼女の自画像 (1) (ドイツ語、1997),日本最初の女性日記文学『かげろう日記』の作者と女性文学の伝統(ドイツ語、1999), エリザ・フォン・デア・レッケの視点から見た誘惑者カリオストロ (ドイツ語、1999), 「宗教改革時代の女性たち」及び「ゲッティンゲン大学教授の娘たち」 (河合節子・村上公子・野口薫編「ドイツ女性の歩み」、三修社、印刷中) 、「王妃エステル」。(小塩節・田中裕編、「聖書を彩る女性達」、毎日新聞社、印刷中)。

(7)所属する学会など:
 日本独文学会、日本ドイツ学会、国際ゲルマニスト会議、国際ドイツ語教師会議会員

(8)研究分野などについて:
 ドイツ十八世紀の文学が本来の研究。6,7年前から、同じ時代のドイツ女性史に重点を移しています。その他、ドイツ語教授法、特に文学テキストを学生にどう読んでもらうか、日独の学生の読みや解釈の差などに興味があります。

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前野光弘(まえの みつひろ) MAENO, Mitsuhiro

(1)自己紹介:
 1938年岡山県倉敷市生まれ。高校卒業ののち、父親の会社で4年間働く。中央大学文学部独文専攻卒業。1967年より独文研究室助手。その後DAADの給費を得て2年間ボーフム大学に留学。1970年4月以来当専攻の教員スタッフの1人。1992年より2年間Würzburg大学で客員教授としてドイツの学生諸君と親しく接触できたことは貴重な経験のひとつです。趣味(?)はスポーツで(現在はテニスが中心)汗を流しビールを呑むこと。時折「カラオケ」で大声を発して歌うこと。健康にヨロシー!

(2)学部での担当講座・科目:
 「文学演習」(ゼミ)、「ドイツ文化講義」

(3)学部講座の内容紹介:
 学生諸君の関心が多くは現代ドイツのさまざまな文化に向けられていて、それはそれで大変結構ですが、ぼくは敢えてゼミでは古典主義時代の作家・作品を取り上げています。殊に悲劇を中心とした戯曲を対象とします。ドイツの文学作品及び文献を正しく深く読み込むことが大きな目標です。同時にまた、正しくかつ品位のある日本語で自己表現ができるような訓練も目指します。

(4)大学院での担当講座・科目:
 独文学演習(1)

(5)大学院講座の内容紹介:
 年によって異なりますが、悲劇作品の熟・精読、悲劇に関する小論を取り上げての演劇論的演習、ゲーテ・シラーを中心とした作家たちの自伝的研究など。

(6)最近の著書・論文等:
 「劇文学と叙事文学・ドラマ的演劇と叙事的演劇」、「演劇的資料を中心としてみたゲーテのエッカーマンとの対話」、「主人公不在のドラマ」、「ドラマと裁判形式」、「分析劇のドラマトゥルギー」、「叙事的性格とドラマ的性格。ゲーテ・シラーの場合」etc. 以上論文。

(7)所属する学会など:
 日本独文学会会員、日本演劇学会会員。

(8)研究分野などについて: 
 広くヨーロッパの悲劇作品の研究。また演劇論・悲劇論のそれ。更にヨーロッパ、殊にドイツの演劇史・劇場史を含む、いわゆるTheaterwissenschaft。
 この他アウトサイダーとして、文学作品と作家への精神分析的研究にも興味あり。更には、動物気狂い、なかんずく犬気狂いを自任する者として、動物行動学も少し勉強したい。東西の「犬文化」研究(?)を通して、人間の心の中に更に深く分け入りたい。

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三富 明(みとみ あきら) MITOMI, Akira

(1)自己紹介 :
 東京都出身。専門は哲学(思想)と藝術

(2)学部での担当講座 :
  ゼミ演習、ドイツ思想史を中心に、基礎演習、ドイツ語読解など。

(3)その内容紹介 :
  ゼミ演習では、オペラの鑑賞,解説、討論を通じてヨーロッパの文化・社会・思想史の一端にふれる。ドイツ思想史では、2002年度には「ニーチェ対ショーペンハウアー」、2003年度には「芸術思想の歴史」というタイトルのもとに、哲学,思想史,倫理学、美学を総合したような講義をおこなっている。

(4)大学院での担当講座:
 哲学・思想特殊講義

(5)大学院講座の内容紹介:
 2003年度には、ハイデガーの"Der Ursprung des Kunstwerkes"(「芸術作品の根源」)をテキストとして、藝術哲学の諸問題について院生諸君と活発な議論を重ねている。
(6)著書と翻訳書:
 単著 「ワーグナーの世紀」(中央大学出版部)
 単著 「永劫回帰思想と啓蒙の弁証法」(理想社)
 共著 「ハイデガー『存在と時間』入門」(有斐閣)
 共訳 ヨーナス「責任という倫理」(東信堂)
 共訳 シュルツ「私と世界」(二玄社)

(7)所属する学会など:
 (省略)



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