ホーム > 学生之声 > 旧「学生之声」目次 > 留学体験記 【北京語言大学/2004年認定留学/02年度生・渡辺幸恵さん】

中国体験報告会より

 大学に入学する前から異国の文化や人に興味がありました。中国言語文化専攻を選んだのは、漠然とした異国への興味の延長線で、日本と身近なアジアの人との交流が頭に浮かんだからです。大学で中国語や中国文学を学んでいくうちに、「教科書の中の知識だけでなく、実際の中国の雰囲気とはどんなものなのか知りたい」と思い留学を考えました。

 中国の第一印象は何もかもが大きい!!でした。13億の人口を抱える中国の道やビルは日本の数倍ほどあり、天安門広場の大きさにも驚きました。市内は人も多く、ごった返し、バスに乗るのも一苦労でした。しかし、急成長を遂げる北京の人々の活気や力強さは刺激的で、留学生活に期待が持てました。

 私が通った北京語言大学は中国人と留学生の人数が半々と、留学生を非常に多く受け入れている国際色豊かな大学でした。語学の授業はすべて中国語で行われ、講義形式というより、手を挙げて自分の意見を述べる形が多かったです。クラスには韓国人、日本人を中心に5、6か国の留学生が集まり授業中よくテーマに沿って自国のことを話し合いました。授業後にはホームパーティーを開いて各国の料理を紹介することもありました。

 中国での生活でよく思ったことは、中国人は自己主張がはっきりしているということでした。日本人のあいまいな言い方は友達同士では嫌がられたり、時に理解されないこともありました。たとえばご飯に誘ったりして、行きたくない場合も「ごめんなさい、今日はちょっと・・・」とにごさず、行きたくないとはっきり言います。もしこのような日本語の言い方をすれば、「ちょっと何??」と聞かれるでしょう。自分を主張しすぎ、けんかになることもよく見かけましたが、言い合った次の日は根に持つことなく元通りです。建前でなく、本音で話すことも必要なのだと感じました。人から学び、経験から学び、留学は私にとって本当に価値観や視野を広めてくれた貴重な体験となりました。


Copyright©2005 中央大学文学部人文社会学科中国言語文化専攻