ホーム > 学生之声 > 旧「学生之声」目次 > イベント報告 【中大の中の「中国」 〜訪問学者をお迎えして〜 当日アンケートより】
 現在中央大学では、中国からの留学生・訪問学者を多数受け入れています。今回の講演会では、その中でもODA(政府開発援助)の「中国・人材育成事業」によって来日し、現在学内で研修を受けていらっしゃる3名の日本語教師の先生方と、学内での受入窓口である国際交流センターの職員の方をお迎えしてお話をうかがいました。

 まず国際交流センターの上神敦子さんから、担当している国際交流活動の概要や、中央大学における中国の方々の様子を紹介していただきました。その後李小兪先生、寧軍濤先生、李婷先生がそれぞれ自己紹介し、パソコンを使って写真を映し出しながら、出身地やお勤めになっている大学のことなどを話してくださいました。

 この講演会は中国語と日本語の両方を使って進められ、また時には方言を披露していただくシーンなどもあり、まさしく「生の」中国語に触れる経験にもなりました。普段はネィティブの先生の授業を受けている専攻の学生でも、ナチュラルスピードの中国語は相当速く感じられ、今後の学習へのよい刺激にもなったようです。

 また3名の先生が口々に話された、日本に対する印象や、中央大学に来て発見したキャンパスや学生生活の特徴などは、「外からの視線」としてとても新鮮に感じました。

 以下、講演会終了後に寄せられたアンケートから、専攻学生の声を集めました。


中大の中には中国人の人が300人以上いるというのは非常に驚いた。確かに中大のキャンパス内を歩いていると中国語で話している人を結構見かけるので、中大と中国の関わりは深い。なのでせっかく中国語を勉強するのには最適な場所にいるので、もっと中国人の人々と交流して、自分の中国語のスキルや知識を高めていきたいと思う。(専攻1年男子)

3人のネイティブの先生方の自己紹介スピーチはとても貴重な時であった。改めて、中国語の“音”の素晴らしさを知った。私もこのようなきれいな発音ができたらなぁと、日頃の発音練習(授業中、家などで)の大切さをその発音の美しさを耳を通じて強く実感した。(専攻1年女子)

……私は現在、教職をとるためにがんばっています。1年生なので、授業は限られていますが、塾講師として人に教えるということの練習をしています。何故、教職をとろうと考えたのかということは外国語を教えるというのは人にコミュニケーションの手段を増やすということです。そして、お話して下さった3人の先生は、私の大好きな中国において、日本語を教えていらっしゃるということで、民族と民族を超えた友人を増やすことができるというのは私にとってとても素晴らしいことです。(専攻1年女子)


……日本の文化が好きといわれる台湾の出身でなくても、日本のアニメやドラマが好きといってくれる人がちゃんと存在しているということも確認できました。国の政策がどうであろうと、ちゃんと日本の良いところを利益とは関係なしで見てくれる人がいるということは嬉しいです。(専攻1年女子)

……政府がどう動いていても、国は人だと思うから、我々日本人と中国人が単純に仲良くすることで、社会も少しずつ変わってくるのではないだろうか?私が中国に留学、あるいは中国人と交流をする際には、日本人ということを忘れずに日本をきちんと理解してもらえるようにしていきたい。(専攻1年男子)

上神さんの話を聞いて、中国語を使えることで、日本ではこんなふうに社会に出ることができるのだなと思った。はじめは違う道を選んだが、中国語をやりたくて勉強し直したという不安があったが決断力があって素敵だなと感じた。ここまでの気持ちを持って私も勉強したい。(専攻1年女子)


…中国の方の話をいつも聞くと思うのは、日本に対するイメージが全く悪くないことである。それは自分の中に普段から、中国人は日本人・日本が嫌いなんだろうという、先入観があるということを気付かせる。大好きとまでは感じなかったが、日本の文化には好意をすごく抱いてるのは分かった。戦時中のイメージや思想教育というものを日本人の自分の方が意識しすぎている様に思えた。そして、日本の文化はその様な私が抱くイメージを超え、広く浸透し、受け入れられている様子が分かった。(専攻3年男子)


……公的な立場で、ある程度かたい場面で話を伺ったので、本音がお聞きできなかった所もあり、少し残念でした。やはり、そのような制約の温度差のようなものが、相互の国情を示しているようにも感じました。しかし最も大切なのは、このような機会を設け、交流をはかったことだろうと思います。(専攻3年女子)




 (2007年12月4日開催)



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