ホーム > 学生之声 > 旧「学生之声」目次 > イベント報告 【麻生晴一郎講演会 北京のアンダーグラウンドを歩く 〜当日アンケートより】
 講演会終了後に寄せられたアンケートから、専攻学生の声を集めました。


スライドで見せて頂いた作品の中に秘められた中国の現状を解釈することにとても興味をもった。アンダーグラウンドの美術を通して中国の風景を見たり、社会批判がされていることがこれまでに見たこともないことだったのでおもしろいと感じた。(専攻1年男子)

私は中国語専攻である前に日本人です。なぜ中国人が日本人を嫌うか、もっと歴史を知り、中国を知ることが必要だと思った。これからたくさんの価値を見つけ糧にしていきたいと思った。(専攻1年女子)

麻生さんのお話を聞いて、私にとっての中国像は大きく変わりました。それは麻生さんが中国論を述べるのではなく、一個人として旅の中で経験したこと、そして考えたことを述べたからだと思います。中国人、日本人というふうにとらわれず、同じ人間としてお互いに信じ合い、助け合う存在となり、うわべではなく真のかかわりをもつことが重要なのではないかと思います。(専攻1年女子)


今まで中国のイメージの中にロックやアートなどというものが全くなかったので、写真で中国の若者をみたとき、「あ、日本の人とあんまり変わらないんだ」となぜか感心してしまいました。そういう新しい発見をもっとしたいです。そのためにも、中国の歴史を学び直す必要があるということを再認識させられました。(専攻1年女子)


話の中に出てくる人たちは皆夢がある人々だと思った。どんなに貧しくても、自分のやりたいことを続けていられる人々は、有名人よりも誰よりも輝いていると思った。(専攻2年女子)

……より正しい情報を集めるのに、自らが動く大切さを知った。交流というのは情報のやりとりだと思う。自分についての情報と、相手がどんな人物かという情報の交換。それをせずに、勝手なイメージと偏見だけで他者に接することがどれほどの誤解を生むことか。中国人に限らず、外国人と接する時にはそれぞれの国のイメージに縛られず、本音でぶつかり合い、出来るだけ多くの情報を交換することが大切なのだと思った。(専攻2年女子)


……講演会以前から楽しみにしていました。不法就労、不法取材……一体麻生さんはどれだけ悪い面相をしているのだろう。失礼しました。私の期待(妄想?)は裏切られ、麻生さんはとても真面目で純な人なんだと思いました。また私は代表にもなりそうなくらい日本人という民族だけれども、麻生さんはもっと本質的な人間を知っているのだと思います。(専攻2年女子)


……話で聞いた、画家村やロック村の住人の印象もまた今まで自分が考えていた中国人のイメージとはまるで違うものだった。彼らは、あまりに自由に生きていて、何ものにも属さない。社会主義の中国にあって、彼らの存在というものは、明らかに異質だと思う。言ってみれば、彼らのような人々の存在は、中国社会が確実に変化している事の表れでもあるように思える。日本でも中国にはこういう人々がいる、という事が知られるようになれば、きっと民間レベルでの交流が深まって、日本人にとって、きっと、中国が身近な存在として感じられるんじゃないかと思う。(専攻3年男子)


……中国で反日デモがおこったとき、中国の同年代の女性が「日本政府が嫌いなだけで、それと日本人個人とは違う」と発言したのをきいた時、はっとしました。私もちゃんと意識して「個」をみなくては、と。アンダーグラウンドにもぐることで、官方と対面し、かつくくりのない個人とふれあい、さらにそれを他の人々に向けて発信している麻生さんの「自由」な人生、その体験にいろいろ思うことがあり、貴重なお話を聞かせていただいたことに感謝します。(専攻4年女子)




写真撮影: 03年度生・則本友紀子さん、同・岡崎恵美さん、同・大西七歩さん

 (2006年5月30日開催)



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