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ホーム > 学生之声 > 【イベント報告】波多野淳彦氏講演会「中国経済の基礎知識」(11年10月14日開催)

波多野淳彦氏近影
 2011年10月14日、「中国経済の基礎知識」と題して講演会を開催しました。講師は経済産業省の波多野淳彦氏(貿易経済協力局通商金融・経済協力課長)で、今年7月まで3年間北京の日本大使館で公使を務められた経験を踏まえてお話をされました。当日配布された16ページに及ぶ資料には、中国経済の動向を示す最新のデータが並べられ、数字に慣れない文学部の学生はメモを取りながら一生懸命耳を傾けていました。
 以下、当日のアンケートから来場者の声を紹介します。
 中国経済が発展している、とよく話には聞いていたけれども、実際に具体的な数字を見ると、こんなにも発展しているのだと初めてわかり、改めて驚かされた。中国経済についての話を聞くことで、日本の経済はこれからどうなるのか、また、私たちはどうすればいいのか少し興味が持てた。これからは進んでもっとニュースや新聞を見ようと思う。(専攻1年女子)
 中国経済の「数字」に絞った解説というのはあまりないものであり、非常に有意義だった。特に講師の先生は中国との生の現場で長年活躍された方であったため、体験談なども交え非常にリアリティを持って受け取ることができた。またTPPやアフリカでの中国のイニシアティブの獲得という現在ホットな、そして私自身関心のある分野のお話を聞けて非常に良かった。(法学部2年男子)
来場者から質問を受ける様子
 今、中国で起きている経済の状況について考えさせられました。特に中国が海外投資をするにあたり、どのような考えを持って国の経済を動かそうとしているのかがとても興味深かったです。先日、日本と中国の産学連携に関するイベントに参加してきました。その中で一人の学生ができることの難しさなどを感じましたが、中国の企業が求めることに対応しようとしている日本企業、大学機関の意見をもっと聞き、中国経済とビジネスに関して自分の意見を持ち続けたいと考えました。(専攻4年女子)
当日の会場風景
 中国がどのようにして現在の急激な経済発展をするに至ったのか、中でも貿易の輸出を通して発展してきたことなど、具体的な数字の推移から話していただき、大変勉強になり、わかりやすかったです。中国の物価がここ数年で、かなりの勢いで上昇していることは中国を訪れるたびに感じていることではありましたが、賃金がこれほどまでに急激に日本に近づきつつあることには驚きました。ただその一方で、年金暮らしをしている高齢者の方々は、支給額にあまり大きな変化はないようなので、今後格差問題が、より表面化してくるのではないかと個人的には思います。(高校生女子)