みなさん,映画観てますか?私は学部時代,大学近くの名画座によく通ったものです。また,テレビの深夜劇場をよく観ました。今はビデオやDVDがでてますから,たとえば,大学の映像言語メディアラボに行けば,好きなときに,過去の映画も観ることができます。便利な時代になりましたね。勉強の息抜きに,どんどん古い映画も観てみましょう。
映画を観て,何かを熱く語りたくなった人,メチャクチャけなしたくなった人,いつでも歓迎です。映画の中の英語の発音,英語表現や文法に関してもどうぞ。いっしょに考えてみましょう。
研究室訪問(2号館10階21067号室)でも,メールでも,即連絡してください。このページをたまたま御覧になった方でも大歓迎です。是非,御意見をお聞かせください。反論,異論,何でも結構です。楽しく,熱く,語り合いましょう!!(以下,文中敬称略)
好きな監督 デビッド・リーン(英),ウィリアム・ワイラー(米),フレッド・ジンネマン(オーストリア-米)
ジェーン・カンピオン(ニュージーランド)
黒澤明,小林正樹,増村保造,新藤兼人,斉藤耕一,山根成之
超個人的映画ランキング (暫定版)(2003年3月10日更新:年1回更新(2003年5月・7月修正・追加))
| 作品名 | 監督 | 一言(ネタばらしは嫌いなので,コメントは必要最低限にとどめてあります) | |
| 1 | 素晴らしき哉,人生!
It's a wonderful Life! 1946 |
Frank Capra | 舞台 アメリカ
最初のスローテンポから,後半は一気に目が離せなくなります。途中で寝ないように(^^)。英米では,クリスマスシーズンの定番ですが,いつ観てもだいじょーぶ!!!。これをベスト1にしたのは,いつの時代にも,すべての世代に受け入れられるベスト1と思うから。James Stewartと(私のごひいきの)Donna Reedの夫婦愛は,特に離婚の多い現代では,万人の模範でしょう。 |
| 2 | いつか晴れた日に
Sense and Sensibility 1995 |
Ang Lea | 舞台 イギリス
原作Jane Austen。原題と日本語題名が著しく異なる映画のひとつ。原題と異なる日本語題名は基本的に好きではありませんが,私はめずらしく,この題名でも許せました。 主演と脚本まで手がけたEmma Thompsonの,作品への熱い思い入れが伝わってきます。演出も心の機微を巧みに描くカメラワークで,うん,すばらしい。この映画を観ると,イギリス英語の発音の響きのここちよさをじゅうぶん堪能できるでしょう。「日陰のふたり」や「タイタニック」出演前のKate Winsletも出ています。 |
| 2 | ライアンの娘
Ryan's Daughter 1970 |
David Lean | 舞台 アイルランド
絶えず背景となる歴史,政治,文化との関わりの中で,人間の苦悩,葛藤,そして愛などを描いてきたリーン監督の作品。「アラビアのロレンス」や「ドクトル・ジバゴ」と同じ70ミリ映画。脚本は他の2作品と同じRobert Bolt。主演のSarah Milesは,ボルトの妻でもある。リーンの作品としては,他の作品に比べて過小評価されすぎている。いつもコンビを組む撮影監督フレディ・ヤングの息を飲む映像の美しさに注目。劇場で観ないとその本当の素晴らしはわかりませんが,観ないよりはましです。 2年前に亡くなった著名なアメリカ人批評家の理解しがたい酷評のために,その後遺作となるPassage to Indiaまで14年間も映画を撮らないことに。普段から加減をわきまえないこの批評家を抱え続けた新聞社,そして米映画界は,生みだされたはずの名作の命を奪い,自ら大きな損失を被ったと肝に銘じて欲しい。 中学時代に,本格的な劇場ではじめて観た洋画が,たまたまこの作品でした。幸か不幸か,これですっかり映画フリークに。その時購入した数枚のスティル写真は,生涯の宝物です。それ以来,学生時代は,ほとんど映画三昧の日々。しかし皮肉にも,一番待ち望んでいたリーンの新作は,結局その時期に一本も見れませんでした。うーーん!悔しかったなー。 |
| 2 | サマーストーリー
Summer Story 1988 |
Piers Haggard | 舞台 イギリス南西部(Devonshire, Torquay)
原作John Galsworthy, The Apple Tree 「林檎の木」(角川文庫)。学生時代に絶対観てほしい!一生心に残る宝石のような作品!原作が気になる人は,原作を読んでから映画を観ましょう。逆はダメですよ。理由は,映画を観ればわかります。 ずっーと,この題名が気に入りませんでした。でもよく考えると,原作の題名がサマーストーリーだったらよかったのかも。ノーベル賞作家にそれは禁句? |
| 2 | 風と共に去りぬ
Gone with the Wind 1939 |
Victor Flemming
George Cukor Sam Wood |
舞台 アメリカ南部
Producer David O. Selznickの執念の作品。製作費の点で膨大な大作はたくさん作られているけれど,これを超えるような質の高い内容の大作を,ハリウッドは未だ作れていないと思う。学生時代より,むしろ結婚してからもう一度観て欲しい映画。 |
| 2 | カサブランカ
Casablanca 1942 |
Michael Curtiz | 舞台 モロッコ
「麗しのサブリナ」や「必死の逃亡者」などのハンフリー・ボガードは嫌いでも,これですっかり参ってしまう。バーグマンはいつも最高です。反ナチを扱っていますが,「シンドラーのリスト」より,私はこちらが好きです。主題曲As Time Goes Byは永遠のナンバーに。 |
| 2 | 慕情
Love Is a Many Splendored Thing 1955 |
Henry King | 舞台 香港
朝鮮戦争を背景に,有名なテーマ曲をちりばめて,大人の愛いっぱいのメロメロなメロドラマに仕上げた名作。分別という言葉がぴったりのウィリアム・ホールデンとジェニファー・ジョーンズのキャスティングも成功しています。「プライベート・ライアン」のような反戦映画より,私はこういう方が好きです。 |
| 2 | 鉄道員
Il Ferroviere 1956 |
Pietro Germi | 舞台 イタリア
昔の父親はみんな厳格だった。イタリア映画が好きだったら,まずこの映画を観ましょう。脚本,監督,主演をこなせる役者は多いけど,「市民ケーン」のオーソン・ウェルズを選ぶんだったら,私はピエトロ・ジェルミを選びます。 |
| 2 | モンパルナスの灯
Montparnasse 19 1958 居酒屋
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Jacques Becker
R'ene Cl'ement |
舞台 フランス
パリを訪れて,画家の卵の人たちをみかけると,いつもこの映画のジェラール・フィリップとアヌーク・エメを思い出してしまいます。華やかなパリの通りより,哀愁を帯びた石畳のパリの通りが私は好きです。 貧しさの中で生きていく母親のたくましさ。昔はフランスも日本も同じでした。(フランス映画のこの2作は,どちらも落とせませんでした。) |
| 2 | 砂の器
1974 |
野村芳太郎 | 舞台 日本
製作・脚本の橋本忍,音楽の芥川也寸志がいなければ,このような映画にはきっとなっていなかったでしょう。原作は,社会的に重要な問題をテーマに扱っていますが,映画はよりスケールの大きな人間ドラマに仕上がっています。 丹波哲郎(中大の先輩です!),緒方拳が渋い。加藤嘉と子役の後半の描写には,ただただ涙!撮影の川又昂は,この映画ではフレディ・ヤングになっています。 |
| その他のお薦め作品 (随時追加)
デビッド・リーン監督
ジェーン・カンピオン監督
ウィリアム・ワイラー監督
フレッド・ジンネマン監督 (イギリス映画)
(オーストラリア映画)
(アメリカ映画)
(フランス映画)
(その他のヨーロッパ映画)
日本映画
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