仏文学専攻修士課程・博士課程において、美術史研究の専門的な教育を担当します。美術史についてのより専門的で体系的な知識を身につけると同時に、自ら調査して考察を深める方法の修得を目指します。この技法は研究職に限らず各分野で応用できます。


‣開講科目:フランス美術史特講、同特殊研究など(隔年開講あり)。その他、修士論文・博士論文研究を指導します。
‣授業は受講生数人以内の少人数で行います。
‣テーマは18-19世紀フランスの美術と社会を中心に、受講生の研究テーマを考慮してフランス近代美術史の中から設定します。

指導方針

‣フランスにおける美術史研究の特色である文献調査にもとづく緻密な研究法を修得しつつ、隣接する人文科学分野(人類学、社会学、社会史など)の達成に着目して、従来の方法論にとどまらない視点の獲得を模索します。
‣研究職に限らず、ライターや出版、メディア、文化政策、展示施設企画運営など多様な進路を念頭に指導を行ないます。
‣学芸員職(博物館・美術館学芸員)を目指す場合、学芸員資格が必要です。大学院でも取得は可能ですが、あらかじめ学部で学芸員課程を履修しておくことをお勧めします。

インターンシップの実施

国立西洋美術館で実施されている大学院生向けインターンシップ・プログラム(原則として週1回、約半年間)を受講することで、修士課程または博士課程の修了必要単位を修得することができます。研究と並行して、専門職への実践的なトレーニングを積むことができます。

国立西洋美術館インターンシップ

‣インターンとしての採否は、国立西洋美術館が決定します。必ず採用されるわけではありませんのでご留意ください。

入学試験

‣大学院入学試験のうち専門科目(「文学史」)においては、美術史関連の問題を選択することが可能です。
‣中央大学では毎年11月に、大学院進学相談会を開催しています。

留学について

‣欧米の大学・研究機関へ留学することによって、実際の作品に触れ、豊富な資料を用いて美術史を研究することができます。とりわけ専門職を目指す場合は、留学は事実上必須です。このサイトの「リンク」のページで、フランス語または英語で美術史研究ができる主な大学をあげています。
‣フランス語文学文化専攻では、パリ・ナンテール大学(旧パリ第10大学)、トゥールーズ大学、リヨン大学、エクス=マルセイユ大学と提携を結んでおり、長期・短期の留学を推奨しています。また留学を援助するための奨学金制度も用意されています。