阿部 成樹 文学部教授

‣学位・資格:美術史学博士(パリ大学)/文学修士(東北大学)/学芸員資格
‣出身校:Université de Paris I Panthéon-Sorbonne/東北大学文学部・同大学院文学研究科/石川県立金沢二水高校
‣専門分野:フランス近代美術史(18-19世紀)およびフランスの美術史学の歴史

‣新古典主義(特にJ.-L.ダヴィッドJ.-A.-D. アングル)を中心とするフランス近代美術史:パリ大学に提出の博士論文『アングルとダヴィッド派の芸術:歴史的・比較論的研究』1995では、とくに「流派」という芸術家の集団が果たした役割に注目しました。

‣アンリ・フォシヨンの美術史学:20世紀前半のフランスで活躍した美術史家の考えをたどることを通して、「美術史」が人類学や歴史学など他の人文科学と密接なつながりを持ち、今以上に広い分野を対象にしていた/することができたのではないかということを研究しています。

年表のように流れていく「美術史」とは違う、フォシヨンが構想していた「かたちの宇宙」としての美術史とは?興味のある方はこちらをご覧ください。「流れない美術史:アンリ・フォシヨンの思索の現代性」

‣主な刊行物(主として書店で入手可能なもの):

‣「変容の地平 ──アンリ・フォシヨンの思索から」陳岡めぐみ編『国際シンポジウム「時の作用」』国立西洋美術館、2014年

‣石鍋真澄ほか編著『ルネサンス美術館』小学館、2008年(第​4​章​第​3​節​​「フ​ォ​ン​テ​ー​ヌ​ブ​ロ​ー​派​の​裸​体​表​現」執筆)

‣「手仕事と個 ──オクタヴ・タッセールのアトリエ図」『西洋美術研究 特集:芸術家伝説』13号、三元社、2007年

‣小佐野重利編著『旅を糧とする芸術家』三元社、2006年(第5章「横​断​と​遡​行​―​1​8​世​紀​フ​ラ​ン​ス​の​画​家​た​ち​と​イ​タ​リ​ア」執筆)

‣アルバート・ボイム(森・阿部・荒木訳)『アカデミーとフランス近代絵画』三元社、2005年

‣アンリ・フォシヨン(阿部成樹訳)『かたちの生命』ちくま学芸文庫、2004年

‣ジャン・ラコスト(阿部成樹訳)『芸術哲学入門』白水社(文庫クセジュ)、2002年

‣ドーラ&アーウィン・パノフスキー(尾崎・阿部・菅野訳)『パンドラの匣』法政大学出版局、2001年

‣アンドレ・シャステル(阿部成樹訳)『ルネサンスの神話』平凡社、2000年

‣博士論文、学会誌などさらに詳しくはこちら(中央大学研究者情報データベース)

‣その他の関心分野:19-20世紀の建築、デザイン、写真など。
‣主な担当科目:フランス美術史(1年次)、美術史概論、美術史美術館入門演習(2年次)、美術史各論、美術史美術館専門演習(ゼミ)(3−4年次)、卒業論文、大学院開講科目

その他のスタッフ

‣2018年度以降、美術史美術館コース開設科目が順次開講されます。それに伴い、新たなスタッフが加わります。詳細は改めてお知らせします。