新メンバー募集

当研究室では生体における電気現象に興味を持っている院生、卒論生を募集しております。

当研究室では、生体の電気現象を研究対象とした様々の研究テーマを設定しております。

  • ヒトの体や心の仕組みを電気で理解したい!
  • 新しい計測装置を作りたい!
  • 生体の中の電気を計測したい!
  • 生体の機能をコンピュータの上で再現したい!

というような希望を持っている学生さんを募集しています。

電気電子情報通信工学をはじめとする工学分野では、近年大きな変動が起きています。専門的な技術が一般化したり新しい技術で置き換えられるペースが速まり、特定の技術のみでエンジニアや研究者として生き延びるのは難しくなってきています。新規の技術を追うことも重要ですが、技術の根底にある科学や工学での原理を習得した上で、積み重ねが効く分野で新しい技術を学び続けることが重要となっています。

本研究室では、電気電子情報通信工学での技術を基本として生理学や薬理学といった基礎医学での応用を目指すことで、医工学や生命科学で新しい領域を切り開けることができる人材の育成を行っています。工学分野は流行のツールの入れ替わりや分野の衰退に影響を受けやすく頭の柔らかくて若い給料の安い人材に取り換えが効く面もありますので、社会状況が変化しても価値を失わない技術の根底にある科学や工学の原理を習得する必要があります。一方、生命科学の中でも生理学や薬理学といった分野では、対象がヒトであることは変わらず根底にあるはずの生命現象の原理も(現在分かっていなくても)本質的には変わらないので、過去の知見や経験の積み重ねがアドバンテージとなります。そこで、当研究室では、修士課程修了時までに研究活動を通して、1)計測装置の自作、2)計測対象である生体の扱い、3)生体における電気現象に関連するシミュレーション、4)英語論文からの情報収集、の4つを行うことで、複数の分野での専門性を持つ人材に成長してもらいたいと考えています。卒論生には残念ながらあまり時間はありませんが、それでも限られた時間の中でできるだけ多くのことを修得して頂きたいとも考えております。

研究テーマは各自の興味とスキルを考慮し話し合いで決定されますが、現在想定している研究テーマ分野として、

1.近赤外線を当たることで発生する超音波を利用した光音響イメージングによる生体内の電気現象のイメージング手法の開発

2.組織のインピーダンスなどを計測することによって乳がんや脳や心臓などの電気的興奮を計測する手法の開発

3.不整脈における薬理効果のシミュレーション検討

4.スポーツや作業時にゾーンに入った時(フロー状態)に発生する脳波などの生体信号の計測

5.電気による治癒効果の検討

などがあります。

2020年度卒業研究配属対象の学生さんで何か質問などある方は1620室の村上までご連絡ください。