研究内容

分野:保全生態学

海部研究室では現在,おもにウナギの保全と持続的利用を目指した保全生態学的研究を行っています。現在進めている研究テーマには,以下の三点があります。この他,人工騒音が水生動物に与える影響の解明と対策の立案の一助となることを目指し,頭足類の粒子運動感知メカニズムの解明に取り組むこともあります。(2018年1月22日時点)

(1)生息環境の改善手法の開発に向けた、河川や沿岸域など,成育場におけるウナギ属魚類の生態の解明
(2)放流自体の是非を含んだ、より適切な放流手法の検討
(3)本当に持続的なウナギ養殖システムの考案

奄美大島 住用川での調査

奄美大島 住用川での調査



 

■現在行っている調査研究プロジェクト(2018年度)
  • 「平成30年度 効果的な放流手法検討事業」
    水産庁委託事業(共同研究者)
    参画機関:水産研究・教育機構 中央水産研究所,中央大学,日本養鰻漁業協同組合連合会
  • 「平成30年度 鰻来遊・生息調査事業」
    水産庁委託事業(共同研究者)
    参画機関:水産研究・教育機構 中央水産研究所,中央大学,ほか
  • 耳石安定同位体比を利用したニホンウナギの天然加入個体/放流個体の分布状況の解明
    科研費(基盤B,研究代表者) 2018-2021年度
    参画機関:中央大学,東京大学大気海洋研究所
  • 「ウナギ属魚類の保全と持続的利用に向けた総合研究」
    中央大学共同研究プロジェクト(研究代表者)
    参画機関:中央大学法学部,中央大学理工学部
  • 「河川における放流ウナギと天然ウナギの識別調査」
    鹿児島県うなぎ増殖対策協議会 奨学寄付(研究代表者)
    参画機関:中央大学
■過去の調査研究プロジェクト(2014〜2017年度)
  • 「平成29年度 効果的な放流手法検討事業」
    水産庁委託事業(共同研究者)
    参画機関:水産研究・教育機構 中央水産研究所,中央大学,日本養鰻漁業協同組合連合会
  • 「平成29年度 内水面資源生息環境改善手法開発事業」
    水産庁委託事業(共同研究者)
    参画機関:水産研究・教育機構 中央水産研究所,中央大学,ほか
  • 「平成29年度 鰻来遊・生息調査事業」
    水産庁委託事業(共同研究者)
    参画機関:水産研究・教育機構 中央水産研究所,中央大学,ほか
  • 「自然保護地域における協働管理のための情報交流システムの開発:奄美大島をモデルとして」
    環境省環境研究総合推進費(共同研究者)
    参画機関:中央大学,東京大学
  • 「平成28年度 効果的な放流手法検討事業」
    水産庁委託事業(共同研究者)
    参画機関:水産研究・教育機構 中央水産研究所,中央大学,日本養鰻漁業協同組合連合会
  • 「平成28年度ニホンウナギ保全方策検討委託業務」
    環境省委託業務(検討会事務局)
    成果物:「ニホンウナギの生息地保全の考え方
    本調査研究に関する報道:毎日新聞
  • 「平成27年度ニホンウナギ保全方策検討委託業務」
    環境省委託業務(研究代表者)
    参画機関:中央大学,北里大学,九州大学,水産総合研究センター増養殖研究所,東京大学)
  • 「2016年ウナギ未来会議」
    ロンドン動物学会 奨学寄付
    主催:日本自然保護協会、中央大学研究開発機構、北里大学海洋生命科学部、ロンドン動物学会、国際自然保護連合種の保存委員会ウナギ属魚類専門家グループ 後援:IUCN日本委員会、大隅うなぎ資源回復協議会 協力:パルシステム連合会
    オフィシャルブログ:2016年ウナギ未来会議
    成果物:ウナギ未来会議レポート
    本調査研究に関する報道:日経新聞
  • 「天然及び養殖ニホンウナギの混用試験」「耳石安定同位体比を利用した河川における放流ウナギと天然ウナギの識別調査」
    鹿児島県うなぎ増殖対策協議会 奨学寄付(研究代表者)
    参画機関:中央大学,鹿児島県水産技術開発センター
  • 「平成26年度ニホンウナギ保全方策検討委託業務」
    環境省委託業務(研究代表者)
    参画機関:中央大学,北里大学,九州大学,東京大学
    本調査研究に関する報道:日経新聞 共同通信
  • 「経験水温の相違を利用した,ニホンウナギの天然加入個体と放流個体の識別法の開発」
    科研費(若手B,研究代表者)
  • ほか