格差社会という不幸

神保哲生、宮台真司
山田昌弘+斎藤貴男+本田由紀+堤未果+湯浅誠+鎌田慧+小林由美

格差社会という不幸
目次

格差社会と少子化と結婚できない男と女
山田昌弘×斎藤貴男×宮台真司

格差社会をサバイバルする
本田由紀×堤未果×宮台真司

貧困は自己責任なのか
湯浅誠×堤未果×宮台真司

格差社会はなぜ生まれたか
鎌田慧×神保哲生×宮台真司

アメリカという格差社会の幸福論
小林由美×神保哲生×宮台真司

格差のはての世界
神保哲生×宮台真司

内容

この国の未来に希望はあるか?

金融崩壊と世界同時不況で一気に露呈した日本社会の格差と貧困。一億総中流の平等社会と信じていた背後で何が起こっていたのか?グローバル化や世界の政治思想の潮流を踏まえ、少子化、教育、貧困、非正規労働など多様な視点から考察。さらに民主党の政策を踏まえて日本社会の針路を論じる対談を付し、この国の再生のために知るべきことを詰め込んだ必読の一冊。

格差や貧困は単なる経済問題ではない。自殺、孤独死、少子化、家庭崩壊、教育崩壊、希望喪失、過疎など、さまざまな問題に転移して社会を蝕み、人々を衰弱させていく。とりわけ平等幻想に慣らさせ、階級や格差に免疫のない日本社会ではその影響は測りしれない。本書では、各界から多彩なゲストを迎え、格差や貧困の実態と巨大な影響を分析し、世界各国のとりくみにも目配りしつつ、検討外れの議論を排し、日本の未来を見すえた対応策を考える。